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祝う気持ち深める子どもの記念日 

伝統に変化!お食い初めの最新事情
~祝う気持ち深める子どもの記念日~

赤ちゃんが一生食べ物に困らないことを願って、生後100日目に行う儀式「お食い初め」。一汁三菜のお祝い膳を用意し、赤ちゃんに食べさせるまねをするのが作法とされています。

「地域によって、『百日(ももか)祝い』『箸祝い』などともいわれ、110日目、120日目などに祝うところもあります。ぴったりの日に行わなくても、都合のいい日に行いましょう」と、育児情報誌「miku(ミク)」編集長で、現代の子育て事情に詳しい、高祖常子さん。

●「お食い初め」の祝い方は?

平安時代から続く歴史ある行事のひとつですが、お祝いの場に同席したことがあるという人は少ないのでは? 現代の家庭では、どんな風にお祝いしているのでしょうか? 高祖さんに伺いました。

「地域によって、または祖父母と同居しているなどの場合は、形式を重んじて行う場合が多いと思います。パパ・ママ・赤ちゃん(核家族)の場合にも、簡単な形でかまわないので、子どもの成長の節目として、お祝いできるといいですね」(高祖さん 以下同)
お食い初めの祝い膳
 
▲伝統的な祝い膳は、鯛などの尾頭付きの焼き魚に、すまし汁、野菜の煮物、香の物、赤飯の一汁三菜が一般的
「赤ちゃんの成長を祝う儀式なので、祖父母や親戚を招いて行うのがおすすめです。成長した赤ちゃんのお披露目にもなります。長寿にあやかる意味から、身内で最年長の人が食べさせるまねをするとよい、といわれているので、そういう意味からも、祖父母、親戚が集まって、赤ちゃんの誕生をお祝いする会として行うといいでしょう」

お食い初めのお膳は、一汁三菜を漆器に盛り付けるのが正式といわれています。しかし、食器から料理まですべて用意しようとすると、なかなか大変そうです。

「祝い膳は、メニューの内容にこだわらず、食器も離乳食用の食器セットで代用することも多いようです。料理屋さんやホテルで、お食い初めのプランを実施しているところもあります。また、お食い初めセットの仕出し弁当を利用するケースも増えています。ママの負担になりすぎないことも考えて、祖父母とも相談しながら準備するといいでしょう。また、西洋では赤ちゃんの幸せを願って、銀のスプーンを贈る習慣があります。これをお食い初めのときに使うケースも増えているようです」

祝う形が変わっても、赤ちゃんの幸せを願う心は変わりません。自分たちの暮らしに取り入れやすい形で、お祝いしてあげましょう。

●西洋由来のお祝い「ハーフバースデー」

アメリカやイギリスで、誕生日が学校の休暇中と重なってしまう子のために、6カ月前の日にお祝いをした習慣がはじまりです。これを赤ちゃんのお祝いとして取り入れたのが、日本流のハーフバースデー。生まれてから半年の日を、赤ちゃんの成長の節目としてお祝いします。
ハーフバースデー
 
比較的、新しい習慣ですが、先輩ママたちはどんな風にお祝いしているのでしょうか? 高祖さんに伺いました。

「家族でのお祝いはもちろんですが、最近では同じ産院で産んだママ友同士が集まって、ハーフバースデーをお祝いすることも増えています。集会所などを利用して持ち寄りしたり、ケータリングなどを利用しているケースもあります」

なるほど。同じ年ごろの赤ちゃん同士が交流する機会にもなって、おもしろいですね。この時期の赤ちゃんは、首もすわり、日ごと感情表現も豊かになってかわいいさかりです。記念写真を残しておくのも忘れずに!
(文・やまもとさくら+クレッシェント)

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