白髪対策
2016.12.24

白髪はカラーやパーマが落ちやすい?
~白髪対策、どうしてる?~

白髪が増えてきてから、白髪染めやカラーリングが染まりにくくて、パーマもかかりにくい気がする。女性の頭髪治療を行う五本木クリニックの院長、桑満おさむさんは、その理由について次のように解説する。

「医学的には証明されていないのですが、触診の経験から、白髪は固く潤いがなくなる傾向にあります。固く潤いのない白髪になるとカラーが染まりにくく、パーマがかかりにくいといわれています。しかし、同じ美容室でも薬剤を変えていることもあるし、そのときの部屋の湿度や髪のコンディションなど、さまざまな要因があるので一概にはいえません」(桑満さん 以下同)

また、白髪染めやカラーが染まりにくいと思うのには、感覚的なものもあると桑満さんは指摘します。

「真っ白なものを黒く染めるのと、もともと茶色のものを黒く染めるのでは、どうしても白髪のほうが薄く染まって見えます。白髪の量が全体的に多いと、あんまり染まってないな、という印象になることもありますよね」
パーマをかける女性

●地肌のコンディションを整えることが大切

美容室では白髪がそれほど多くない場合、髪を全体的に明るい色にカラーリングし、白髪を目立たない状態にする方法をすすめられることがある。白髪染めとカラーリングでは、どちらのほうが髪への負担が少ないのでしょうか?

「白髪染めですね。カラーリングはダメージを与えやすいアルカリ性の薬剤を使い一度ブリーチしてから色を入れるので、髪への負担が大きいです。でも、白髪はすぐ根元が伸びて白くなり頻繁に染め直すので、それなりにダメージがある印象があります」

美容室によっては、伸びた白い部分だけを染めてくれるリタッチカラーもできる。薬剤も施術時間も少なくて済むので、髪や地肌にも優しいのが利点だ。

「ちなみに、白髪染めでもカラーリングでも、頭皮に負担があるのは同じ。髪や地肌に優しいイメージのある自然染料でもダメージは一緒です。また、頭皮に傷が付いているのに髪を染めてしまって、頭皮に炎症を起こしてしまう患者さんがとても多くいらっしゃるので注意が必要です。健康な地肌なら、バリア機能が働いて薬剤の混入を防いでくれます。爪を立てずに髪を洗うなど日々のケアにも気をつけましょう」

ただでさえ染まりにくい、パーマがかかりにくいという白髪。しっかりとした施術を受けるためには、地肌のコンディションも大切だということも覚えておきましょう。
(パンチ広沢+ノオト)
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お話をお聞きした人

桑満おさむ

桑満おさむ

五本木クリニック

横浜市立大学医学部卒。日本泌尿器科学会、日本美容外科学会所属。1997年に「地元密着型」をコンセプトに五本木クリニックを開院し、今年で創立17年目になる。

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