メディア個別 ママの口癖「早く! 早く!」はもう言わない。その改善法とは? | 早く、早く!”と急かすママが子に及ぼす悪影響とは? | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

人気検索ワード

ママの口癖「早く! 早く!」はもう言わない。その改善法とは?
~早く、早く!”と急かすママが子に及ぼす悪影響とは?~

忙しい毎日のなかで、ついわが子に“早く! 早く!”と、まくしたてている自分に気づくママも多いのでは? 限られた時間のなかで行動させようと思うと、ついついわかっていても言ってしまうもの。しかし、いくら“早く!”と連呼しても、子どもの行動がいっこうに改善されなくて困っていませんか? 

「“早く!早く!” と、何度まくしたてても、なかなか改善されるはずがありません。なぜなら、その場では一時的に行動したとしても、それは怒られたことに対しての条件反射でしかなく、早くしなければならない理由をきちんと理解していないからです」

そう話すのは、子育て本作家の立石美津子さん。せっかく一生懸命連呼してもいっこうに伝わっていないとは、なんとも悲しい…。では、ちゃんと伝えるために効果的な方法とは?

●早く! ではなく、早くしなければならない理由、早くしないと結果どうなるか…をきちんと伝えて理解させる

「早く! 早く! と言っても、なぜ早くしなければいけないのか? 早くしないと結果どうなってしまうのか? をしっかり伝えなければ、また同じシチュエーションになって繰り返すだけです。例えば、“早くしなければ、●●に遅れちゃう。そうすると、●●ができなくなるよ”などと、きちんと理由と結果を説明して理解させましょう。時間がないなかで冷静に説明するのは大変ですが、それを実践していくうちに状況を理解して自分から行動できるようになり、むしろママも楽になるのです」

ママの口癖「早く! 早く!」はもう言わない。その改善法とは?
 

●早く! の言い方をわかりやすく言いかえる

実は、“早く!”という言葉自体があいまいだという。

「“早く!”という言葉をどのくらい早くと考えるかは、人それぞれまったく違うもの。今すぐなのか、1分後なのか、5分後なのか…。つまり、親御さんの思っている“早く”を子どもに伝えたいのなら、具体的に言わないと伝わらないのです。仕事でも“朝イチまでに”と言ったら、何時かわかりますか? これも人それぞれ違ってしまいますね。なので、早くしてほしいときは、“あと5分の間に”や“100数える間に”など、具体的に伝えましょう!」

また、“早く”という言葉そのものが子どもを不快にさせる場合も。

「早く○○しなさい! と言われると、せかされている感じがして子どもだって良い気はしません。例えば、“早く起きなさい!”なら、“6時だよ、おはよう!”に換えたり、“早く食べなさい!”は、7時半までに食べようね”など、“早く”を使わない言い方に換えてみるのも効果的です!」

●時計、スケジュール表などで、行動を見える化する

子どもは、聞いているようで聞いていない?

「親御さんは“早く”と一生懸命言って伝えているつもりでも、言いすぎてしまうと子どもは言われ慣れてしまい、その言葉が念仏やBGM化してしまう危険性も。なので、視覚的に“見える化”して伝える方法もひとつの手です。壁などにわかりやすいスケジュール表を貼ったり、針と数字のついたアナログ時計を子どもの見える位置に置いて、時刻を意識させ“何時になったらお風呂入ろうね!”などと、視覚的に意識させると、子どもも行動しやすくなります」

●時には、早くしなかった故の失敗も経験させる

時には、失敗の経験も効果的。

「親御さんがいろいろ工夫しても、なかなかお子さんがスケジュール通りに行動しない、思ったように行動してくれない場合、時には早く行動しないことによる失敗を経験させることもひとつの方法です。例えば、朝ぐずぐずしているお子さんならば、急がないことで、幼稚園の園バスに乗り遅れてしまう。幼稚園に遅刻してしまう…ということを経験すれば、次回からは気をつけようと、子どもながらに身をもって感じるのです。親としては胸が痛むかもしれませんが、それも子どものためなのです」

これらのどの方法であれ、行動できたときは、きちんと褒めてやることが何より大事で、その後の効果につながるそう。
子を思うからこそ、“早く! 早く!”と、ただまくしたてるのではなく、しっかり根本を理解させ、自分から行動できる子になるようにうまく導いてあげましょう!
(構成・文/横田裕美子)

お話を伺った人

PAGETOP