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【秋篠宮家流】好きなことを好きなだけ!?  子の興味の伸ばし方
~天皇家の子育てってどうしてるの? ~共働き夫婦・秋篠宮家流子育て術~

「プリンセス佳子さま」人気に、慣例を超えたお子さま方の進路選択など、皇室へ新風を吹き込む秋篠宮家への注目が増している。共働き夫婦でもある秋篠宮ご夫妻は、どのように子育てと仕事を両立しているのだろうか? お子さま方の成長をたどりながら、働くママがすぐに実践できる子育てのコツを探っていこう。

●一人ひとりの自発的な興味を伸ばす

東京・港区元赤坂にある赤坂御用地。外周約3㎞の敷地に、秋篠宮ご一家が暮らす秋篠宮邸がある。秋篠宮さま(51)が家畜の文化史に関する研究をしているためか、宮邸の庭に住む動物もユニーク。体長50~70cmもあるねずみの仲間、マーラが数匹、ぴょこぴょこ跳ぶ光景も見られるという。

お茶の水女子大学附属小学校に通う長男の悠仁さま(10)は、幼稚園の頃から赤坂御用地や両陛下の住まいである御所の森での昆虫採集や木登りが大好きだった。「暇さえあれば敷地に広がる森で遊び、見つけた昆虫を図鑑で熱心にお調べになっていました」(宮内庁関係者)。

いま、悠仁さまは「色々な昆虫が暮らせる環境を作りたい」と考え、自分で小さな田んぼを作っている。「田植えをするから9時半に来てね」と誘われてご夫妻が行くと、準備万端の悠仁さまが待っているという。親が子供の興味を上手にサポートした結果、悠仁さまは(1)自分で目標を定め(2)達成するために計画を立て、(3)家族に協力をお願いすることができるまでに成長したのだ。

秋篠宮家創設以来、公私にわたる取材と交流を続ける髙清水有子さんは、こう話す。

「お子さま方の自発的な興味を素直に伸ばすのが、両殿下の方針です。長女の眞子さま(25)も、幼い頃から関心の高かった美術史系や文化財研究者の道に進まれました。専門性の高い学びの場を求めて、国際基督教大(ICU)から英国のエディンバラ大学やレスター大学院の博物館学研究科に留学なさいました」

2016年の春からは、東京大学総合研究博物館の特任研究員に就任。非常勤講師として都内で週3日の勤務に加え、公務もこなす多忙な日々を送っている。
【秋篠宮家流】好きなことを好きなだけ!?  子の興味の伸ばし方
 

●子どもの意思を尊重した進路選び

現在ICUに通う次女の佳子さま(22)も、好きなことを続けのびのびと育ってきた。小学校2年から高校までフィギュアスケートを続けた。平日の放課後や休日の早朝も練習に励み、地区大会で優勝するまでに腕をあげた。それも、公務と家庭の女主人として多忙な時間を遣り繰りしながら練習に付き添い娘を支えた母の紀子さま(50)の応援があってこそだ。

佳子さまは、身体を動かすことが好きなのだろう。高校進学を機に、ダンスに熱中したことは記憶に新しい。

秋篠宮家の特徴的な教育方針は、本人が納得するまで好きなことをやらせ、得意分野を伸ばしていることだ。子どもの個性に合った環境を整えることを大切に考え、固定観念や従来の慣例には捉われない。

それは眞子さまと佳子さまが幼稚園から慣れ親しんだ「皇族の学校」を自らの選択で学習院を離れ、ICUへの進学を決断した点を見てもよくわかる。

「英語、ドイツ語に堪能な紀子さまの姿をご覧になっています。ですからごく自然に、皇族のお手本として、お母様の堪能な語学に興味をお持ちになったのでしょう」(髙清水さん)

悠仁さまに至っては、幼稚園からお茶女子大付属に進ませた。「将来の天皇が学習院に通わない」、と世間は仰天した。しかし秋篠宮ご夫妻は世間の「常識」に捉われず、子供にとって何がよい環境かを考え抜いたのだ。

秋篠宮家の子どもたちは三者三様、個性に沿った成長を遂げつつある。

眞子さま然り、秋篠宮家のお子さま方は学業も優秀である。ところが勉強は、「周りが強要しない」「本人がやる気を見せるまで待つ」、と驚くほどのびのびとした方針を軸に据える。逆に、秋篠宮ご夫妻が大切にするのは、「朝にはきちんと起きる」「決まった時間が来たら学校へ行く」――、など生活のリズムを守ることだ。
 
そう教えてくれたのは、先の髙清水さん。

「両殿下は全てのお子さまに『早期教育』を実践なさっています。しかし、それはいわゆる英才教育や能力開発ではありません」

秋篠宮家の早期教育。その柱は、「あいさつ」と「感謝の心」。この2本柱を身を持ってお子さま方に示す。なかでも生後数カ月から習慣化させるのは、あいさつである。

悠仁さまがまだ赤ちゃんの頃の話だ。紀子さまは毎朝、赤ん坊の悠仁さまを抱っこしてまずは、父の秋篠宮さまのところへ、「おはようございます」とあいさつに行く。お姉さま方、そして水槽の魚や庭の草花と順番に回っていたそうだ。

早期教育の2つ目の柱である、「感謝の心」。佳子さまが小学校の卒業文集に寄せたある文章を見てみよう。「自分が通うスケート場ではリンクの管理をする人や救護員など多くの人に支えられてスケートが出来ることに感謝の気持ちを忘れずに滑りたい――」

お子さま方のなかにはしっかりと、「感謝の心」が育まれているようだ。

(取材・文/永井貴子)

写真提供元:宮内庁

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