2016.12.19

脱! 記録写真 旅をおしゃれに撮る 写真家のテクニック
~写真家のきょん♪とむらいさちのワンポイントレッスン~

旅行に行ったら、有名な観光名所の前で記念写真を撮り、絶景のビューポイントで風景を撮る……、気がついたら似たようなシチュエーションの記録写真ばかりになっていませんか?

写真家のきょん♪さん、むらいさちさんが栃木県・日光に出かけ、人に自慢したくなる、おしゃれでかわいい旅写真の撮り方をご紹介します。

◆なにげない場所で撮影ポイントを見つけよう◆

雑誌のようなおしゃれな旅写真を撮るコツは、みんなが撮らないような場所で撮影ポイントを見つけること。また、自動販売機やゴミ箱など、余計なものを「写さない」ことも大切です。

なにげない場所にも、おしゃれでかわいい撮影ポイントがいっぱいあります。きょん♪さん、さちさんがどんな被写体やシチュエーションに注目して撮っているのか、参考にしてみましょう。

【足元に注目してみる】

紅葉というと、つい上ばかり見がちですが、足元にもきれいな色の葉っぱがいっぱい。カラフルな色に注目してみましょう。自分の足を入れて撮れば、私だけの記念写真に。また、しゃがんで地面ぎりぎりから撮るなど、視点の高さを変えると、写真を見た人に新鮮な印象を与えることができますよ。

脱! 記録写真 旅をおしゃれに撮る 写真家のテクニック
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【手に持ってみる】

被写体を手で持つと、太陽などの光の位置や背景を自由に選べます。背景に明るい場所や青空を選ぶと、かわいく仕上がります。落ち葉を光に透かして撮ると、きらきら光る幻想的な紅葉写真になりますね。このテクニックは紅葉だけでなく、おみくじやアイスなど手に持てるものなら、なんでも使えます。
脱! 記録写真 旅をおしゃれに撮る 写真家のテクニック
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【影を撮る】

影を撮ると、影絵の絵本のようなイメージや、ちょっとセンチメンタルな印象を与えるので、おしゃれな写真になります。自分ひとりの影だけでなく、友だちと一緒に影の集合写真を撮ってもいいですね。恥ずかしがらずに、ポーズをとるのがポイントです。
脱! 記録写真 旅をおしゃれに撮る 写真家のテクニック
【色を意識して撮る】

色は写真の印象を左右する大切な要素です。ピンクや赤などのかわいい色や、ビビッドな色、パステル系の色など、写真が華やかになる色を探して撮ってみましょう。反対に黒い色は、地味で暗い印象を与えてしまいます。極力写さないか、入ったとしても少ない面積に留めましょう。
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【自然な表情を撮る】

家族やお友だちと一緒の旅行で、旅の楽しさや雰囲気を撮るなら、カメラに目線を向けていない自然な雰囲気の写真も撮っておきましょう。また、風景の中に小さく配置するのがおすすめです。
脱! 記録写真 旅をおしゃれに撮る 写真家のテクニック
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●ワンポイントアドバイス

きょん♪「ワタシは旅の風景の中に、わざと人を小さく入れて撮ることが多いですね。人が入ると、写真にストーリーが生まれやすくなるので。人の顔が見えてしまうと、とたんに現実的になってしまうので、後ろ姿や体の一部分を入れます。また、写真のアクセントになるように、赤や青など差し色になる服の人を選んでいます」。

むらいさち「他人の視点とはちょっと違う写真を撮りたいと思うので、よくしゃがんで地面すれすれから撮ることが多いです。視線の高さが変わると、被写体の見え方や光の当たり方が変わっておもしろいですよ」。


◆撮った写真はプリントしよう◆

スマートフォンのおかげで、いつでも気軽に撮影できるようになりましたが、その撮りたまった写真、プリントしていますか? 画面の中だけでなく、フォトブックやプリントなど、手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。フォトコレクションプラスなら、月額280円でフォトブック1冊かL判プリント30枚を作れるので、宝物が毎月増えていく楽しみを味わえます。家に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんに贈ったり…と、思い出を見える形で共有するのも良いですよね。ステキな写真が撮れたら、ぜひ形に残してみてください。
川野恭子

川野恭子

写真家。神奈川県生まれ、「空をより青く撮りたい」という思いから一眼カメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まり、執筆活動や写真講師を行うように。横浜にて、女性のための写真教室「Atelier photo* chocot」を主宰。著書に『はじめての「ゆるかわ写真」レッスン』(技術評論社)、『子ども写真の撮り方手帖』(毎日コミュニケーションズ)、『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪ のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。Facebookにて、近況を発信中。

むらいさち

むらいさち

沖縄でのダイビングインストラクターを経て写真の世界へ。広告写真家の助手後、ダイビングやリゾート雑誌を出版している出版社のカメラマンとして、日本を始め世界の海へ訪れる。その後独立。現在は広告や雑誌の撮影を中心に活動。海だけに限らず世界のありとあらゆる場所で「しあわせのとき」をテーマに撮影を続けており、1年の多くを取材先で過ごしている。 著書は写真集『きせきのしま』(小学館)、『LinoLino』『ALOHEART』(LifeDesignBooks)、『Fanta Sea』(BUNKADO)。共著『光と色の写真の教科書』(技術評論社)、トラベルマガジン『LUKETH』など多数。

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