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「男性保育士に娘の排泄の世話をさせないで」にみんなの反応は?
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「男性保育士に娘の着替えや排せつの世話をさせないでほしい」。保護者からそうした意見が上がっていることを、千葉市の熊谷俊人市長が自身のTwitterアカウント上でツイートしたことをきっかけに、男性保育士の性差別について話題となっている。背景には、千葉市が進める男性保育士活躍推進プランがあり、そのなかでは男女の性別にかかわらず、同じ業務を行えるようにすることや、男性用のトイレや更衣室などの環境面への整備についての目標を掲げている。

というのも、保育業界は、全国的に保育士の人材不足に悩まされているからだ。厚生労働省が発表する「保育分野における人材不足の現状」によると、平成26年1月の保育士の有効求人倍率は、1.74倍。9割超の都道府県で1倍を超える状況なのだという。前述千葉は1.72。もっとも高いのは東京で4.63、次いで滋賀の3.36だ。

こうした実情を汲み、保育士の仕事環境を改善することで求人倍率を回復させようという狙いが千葉県にもあったのかと思うが、保護者からの意見に二の足を踏まざるを得なかったのだろう。熊谷市長は自身のTwitter上で、
“女性なら社会問題になる事案です。保護者とのトラブル回避から性差による不当な対応をしないよう各保育所に指示、4月からの入所申込みにあたっては「市立保育所は性別に関わらない保育を実施する」ことを明記しました。質の高い保育、職場環境、両面から見て男性の役割を高めていくことは重要です。”

と、ツイート。その後も、フォロワーとのやり取りが続き、多くの意見が交換されているが、賛成派・反対派さまざま。代表的な意見をいくつか、ご紹介しよう。
保育士
 

●男性保育士による女児の世話に反応様々

“以前、男性保育士のいる幼稚園で授業を行った際、家庭に問題がある子ほど男性保育士のもとにおのずと頼り、そして、心が安定したとのお話を当時の園長さんから伺いました。私共の教室の経験からも 男性指導者だからこその『安寧』があると考えます。”

“担任発表のときは多少なりともざわめきましたが笑
男性保育士だからできること可能なことって物凄く多くって(ここでは端折りますが)、今となってはそれに助けられているなあ。と思う毎日です。保護者の評判も上々です。”

“これは大変心強いです。私は他県民ですが、下の子が通っていた幼稚園には、同じ理由で担任を持たせてもらえない男性の先生が。園におかしいと抗議しましたが、卒園するまでそのままで、今でも憤りを感じます。千葉市の率先と英断を応援しています。”

“フォロー外から失礼します。私は3歳と8歳の女児の母です。もし、オムツ替えの必要な年齢で、担当保育師が男性であった場合、抵抗がある。というのが正直な気持ちです。男性=女性ではない以上、同じ気持ちでお願いすることは、現状まだ出来ません。抵抗があるのは、不安があるからで、不安は理解が足りないから生まれるのだと思います。熊谷市長が問題提起されたことで、様々な立場の人が議論に加わり、多くの人の不安が解消されることを強く望みます。”

“良い意見だと思います。ですが、正直私も娘ができたら女性保育士の方が安心だなと思ってしまいます。保護者の心中に偏見が存在してしまうこと自体は仕方ないと思います。差別はやめてという言葉だけでは解消できません。熊谷市長はどのような対策が有効と考えますか?”

“「女性が男性を警戒する」のは女性が身を守るために必要なことですが、「男性が女性を警戒する」ケースはあまりないですよね。明らかな男女差があることに関して、単純な男女比較をするべきではないのでは?熊谷市長は電車に乗るとき痴漢を警戒していますか?”

全体的にみると、男性保育士による性的犯罪のリスクを掲げる反対派は多い。しかし、女性保育士が男児にそうした視点を持つことがゼロなのかといえば、そうではない。千葉市による男性保育士の活躍推進プランは、2017年度から10年間を計画期間と位置付けている。開始早々、物議を醸しているが、はたして計画はうまくいくのか? 引き続き注目したい。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
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