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千葉県柏市が導入するいじめ通報アプリ その効果のほどは?
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千葉県の柏市教育委員会は、市立中学校20校の1年生を対象に、いじめを傍観しないための授業を始めるそうです。その一環として、米国発のスマートフォンアプリ「ストップイット」を導入するといいます。同アプリ、アメリカでは約6000校266万人が利用しているアプリのようですが、実際どの程度いじめ抑制の効果が期待できるのでしょうか?

●ストップイットってどんなアプリ?

いじめ通報アプリの「ストップイット」の仕組みは単純で、いじめの被害者、または、いじめの目撃者が匿名でいじめを通報することができるというもの。通報内容は文字だけでも可能ですし、写真付きやアプリのスクリーンショットを簡単に添付する機能も付いています。

特にスクリーンショットは、大人が気付きにくい、ネット上でSNS等を利用したいじめも簡単に通報できることから、効果を発揮しているそう。通報された内容は、あらかじめ設定された教員や保護者会役員など、信頼できる人のみが閲覧できるようになっており、迅速な対応が可能になっているそうです。
千葉県柏市が導入するいじめ通報アプリ その効果のほどは?
 

●いじめ通報、その効果は?

アメリカの高校では2014年にこのアプリを導入して以来、いじめの被害報告が75%減少したという実績もあるそうです。いつでも通報できるアイテムを、みんなが携帯しているという心理的プレッシャーで、いじめ自体が行われなくなったのではと考えられています。

問題は、いじめを通報された教師などが適切な対応を行うのかどうかですが、通報がアプリによって明確に記録として残る以上、口頭で話すよりも、いじめがあった事実の報告があったという証拠が残りやすいというメリットがあります。証拠が残ることは、いじめに対応する側にも、真摯に対応しなければいけないというプレッシャーが働き、良い結果に結びつくケースを増やしているようです。

いじめの通報は、これまでは通報した人までもがいじめの被害者になってしまうというリスクが高かったため、見過ごされるケースも多いのです。気軽に匿名で通報できるというシステムは、子ども達だけで無く、会社などで嫌がらせを受けている大人にも当てはまること。ストップイットは企業に対しても導入を促しているそうで、アプリによっていじめの無い社会が、子どもにも大人にもやってくることを期待したいですね。
(文・姉崎マリオ)
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