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【家計簿】で無駄遣いを抑制・夫婦仲が良くなるってホント?
~づんの家計簿~

夫婦でどんなに働いても、なかなか貯まらない貯金。1カ月にいくら使い、無駄な出費がいくらあるのか…まったくわからない! というどんぶり勘定なママは要必見! ムダが浮き上がる家計簿作りが話題となり、『楽しく、貯まる「づんの家計簿」書きたくなるお金ノート』(ぴあ)を出版した専業主婦・づんさんに取材。づんさんが、明るい家計簿を作ることで生じるメリットをアドバイスしてくれた。

●家計簿にレシートを貼るのはNG!

――市販のノートですぐにできて、ムダな出費がドンドン浮き上がるづんさんの家計簿。とても見やすく、もはや1つの作品とも言えそうですが(笑)、そもそもづんさんが家計簿をつけ始めた理由は?

「主人と結婚をしてお金を管理する立場になりましたが、 “独身時代のようにやみくもにお金を使ってしまいそうだな~”と思ったのがきっかけですね。ただやはり、最初はまったく続かなくて、市販の家計簿を試してみては挫折の日々。“もうどんぶり勘定でいいや!”と思って、家計簿も適当につけていたんですけど、そんななか、生命保険に加入することになって、プランナーさんに家計を見直してもらったことが、本格的なきっかけになりました。実際にプランナーさんに質問されると、家計簿をつけているにも関わらず、自分がどんなお金の使い方をしていて、1カ月使っているお金の合計金額すら答えることができなかったんです。つけているだけで満足してしまい、見返すこともできない家計簿ほどムダな時間、ムダなものはないと思いました。家計簿は、自分が探している数字をパッとみつけられるものじゃないと意味がないんですよね」(づんさん 以下同)

――づんさんの家計簿は、「固定費(光熱費など毎月必ずある支払い)・メモ・貯金額」「支出」「月末の集計」と3つのパターンに分けられていますよね。余計なものは書かずに、自分が必要な情報だけをピックアップする…とてもシンプルでみやすいところに感激しました。

「知りたい数字がパッとわかる家計簿をつけないと、やはり続かないんですよね。市販の家計簿には余白がいっぱいあるし、使わないと思うところが沢山あります。レシートも、時間が経過すると印字が薄れていくので、貼るだけで満足してはダメなんですね。自分の手で書き出すのが一番です。要は、買ったものを整えて記入し、自分が必要な情報だけで無地のノートを埋めていく…ただそれだけのことなんですよ。押入れの収納と同じで、家計簿を埋めていく作業がパズルのように楽しくなっていくので続けられるようになる。最初は書くことだけに集中して頂くだけで大丈夫だと思いますよ」
づん
 

●正しい家計簿で夫婦ゲンカもなくなる!

――「家計を把握していないから、お金のことで夫婦ゲンカをすることになる」と語るづんさん。正しい家計簿にたどり着くまでは、ご主人とよくケンカをしていたそうですね?

「そうですね。それまでは、欲のままにお金を使っていたので、主人にも“なんでいつもそんなにお金がないの?”とよく聞かれました。たしかに、なぜかいつもお金がないので、主人に“〇〇が欲しいんだけど…”と相談されると、すぐ眉間にシワがよって、“えーっ! また?”がいつのまにか口癖に…(笑)。家計をしっかりと把握できていないので、“またお金を使うの?”というネガティブ思考になるし、自分の方がたくさん無駄使いしているのに、夫が使う時だけケチをつけたくなる。車や自転車や趣味…男の人って、突然大物を買おうとするから余計腹が立ってしまうのですが、普段は全然お金を使ってないんですよね。お弁当を持参していればなおさらです。家計簿が成功するまでは、お互いがケチケチしていて、お金の話になっただけで怒っていたような気がします」

――正しい家計簿作りには、大事な“心構え”があるそうですが…。

「まず、よくケンカをしていた時、“主人に見られたくない家計簿”をつけている自分に気づいたんですね。決して悪気はないんですけど、“何でお金がないの? はい、私の責任です!”と言っているような家計簿だったんですよ(笑)。まず家計簿は、堂々と夫に見せられるものじゃないといけない。人に見せることを意識すると、自然と日々のやりくりを意識するようになります。自分でも無駄遣いすることへの罪の意識が働いて、自然と罪悪感が残らないようなお金の使い方をするようになるはずです」

――正しい家計簿をつければ、夫に買い物をせがまれたときも、頭ごなしに「NO」を言わなくなるとのことですが、づんさんご自身の体験談などあれば教えて下さい。

「正しい家計簿がつけられるようになってからは、堂々と主人に“家計簿、見ていいよ~”と言えるようになりましたし、主人が本当に欲しいものがあれば、快く買えるようになりました。500円、1000円単位の日々の無駄遣いを抑えられるようになったので、納得した買い物であれば、何万単位の買い物をしても罪悪感がなくなりました。主人にも“ピリピリしなくなったから、何かと相談しやすくなった”と言われましたね。主人は自転車が趣味なので、“パーツが欲しい”と言われるたびに眉間にシワをよせていたのですが(笑)、家計を把握し、無駄遣いを抑えられるようになってきてからは“どんなのが欲しいの? 一緒に選ぼうよ! 自転車屋さんに行ってきてもいいよ~”とすべて前向きに考えられるようになったんです。主人も現状に満足しているようで、誕生日に“何が欲しい?”と聞くと、逆に“今はないからいいよ”と言われるようになりました(笑)」

かつては、電卓を叩いてはため息をつくような暗いイメージがあった家計簿作り。づんさんいわく、「正しい家計簿を夫婦で共有すれば、家庭も明るくなる」とのこと。家庭&夫婦円満のひとつの秘策として、家計簿作りで良妻賢母を目指してみては?

(取材・文/蓮池由美子)

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