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共働きでも不可?認可保育園の現状 

共働きでも不可?認可保育園の現状
~多様化する保育ニーズ、子育て支援の現状は?~

復職を願うママにとって、子どもの預け先が見つかるかどうかは深刻な問題。就職活動の「就活」になぞらえ、最近では保育園に入るための活動を「保活」と呼ぶことが一般的になりつつある。

地域によっては、フルタイムでも認可保育園への入園が厳しいといわれるが、そもそも、認可保育園はどういう世帯が優先的に入園しているのだろうか?

「認可保育園などの施設への申込者が定員を上回った場合、自治体が入園の選考を行います。この時に優先順位を判定するために家庭ごとに『指数』がつけられます。『基準指数』は就労時間の長さなど、保育を必要とする優先の度合いを指数化したものです。外勤で就労時間が長い場合は指数が高くなります。『調整指数』は家庭や子どもの状況を配慮した点数で、これを基本指数に加点減点します。『認可外で待機している』『兄弟が希望の園にいる』などの加点項目があります。逆に祖父母が健康で同居していると、保育の必要度が小さいとみなされ、減点条件となります」

こう教えてくれたのは、『保活から園生活まですべてがわかる はじめての保育園』の編者・保育園を考える親の会の代表、普光院亜紀さん。以前は、4月入園ならフルタイマーの共働き家庭はたいてい入園できていたが、今、待機児童が多い地域では、フルタイマーの共働き同士で競い合うような状態になっているそう。また、早生まれの子どもは4月の募集に対象年齢が間に合わず、1歳児のクラスからの申込みになるケースが多い。1歳児のクラスは産休明けのママが一斉に申込みをするので倍率があがってしまうのだとか。

「認可保育園の入園申込みの受付と選考(利用調整)は市区町村が行います。待機児童が多い自治体では、基準指数や調整指数が公表されていますので『○○市保育園入園のご案内』などの案内を入手して調べてください。自分が加点になるかどうかわからないという場合は、窓口で相談すれば教えてもらえるでしょう。ただし、10月から11月は入園手続きの受付が始まり忙しいので、相談に乗ってもらえないことがあります。育児休業をしているなら、早めに相談にいくなどオフシーズンを狙いましょう」
共働きでも不可?認可保育園の現状
 
また、認可保育園には公立と私立がある。どのように違うのだろうか?

「基準や保育料などは、基本的に同じです。公立の正規職員は、すべて公務員です。ベテランの保育士が多いので、初めて預ける身としては安心でしょう。ただし、『人事異動で園長先生が変わりルールも変わった』なんてこともあるようです。私立の認可保育園は、社会福祉法人やNPO法人、企業など、様々な民間団体が運営しているもの。何十もの園を経営する事業者の施設には、職員の異動がめまぐるしいところもあるようです。施設によって保育方針や内容、職員の層の厚さも違うので見学して内容を見たほうがいいでしょう」

公立でも私立でも、選ぶ際は保育士が子どもにあたたかく接しているかどうかが選ぶポイントになるそう。また、希望した認可保育園に入れなくても、待機申請をしておくのがおすすめだ。認可外の認証保育園などに入っていれば、空きが出たときの入園選考で調整指数に加点してもらえ、入園できるケースも多いとか。小規模保育や家庭的保育は3歳までの保育だが、認可なので途中の認可保育園への転園は難しいが、3歳の4月には卒園年次の加点があるそうだ。

待機児童対策で、最近では私立の認可施設が増えてきているそう。入園してからこんなハズじゃなかったとならないためにも、あたりをつけた施設には見学に行き、自分の目で確かめてわが子の預け場所を探そう。
(石水典子+ノオト)

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