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実録!ママ友ストーカー 大好きなママ友がストーカーと化す時
~こんなママには要注意?実録!ママ友ストーカー~

新興住宅街に夢のマイホームを構え、同時期に出産。地方から上京し、近所に知り合いも親戚もいない2人は、自然と行動を共にするようになり、唯一無二のママ友へとなっていく。だが、そんな2人の友情も、時を経て、徐々にバランスを崩すように…。そんな実録を紹介するとともに、対人関係について数多くの著書を持つ精神科医・水島広子氏が、ママ友ストーカーの心理を分析!

●自宅を監視され、ゾッとするAさん

被害者のAさんとママ友のBさんは同じ新興住宅街に住む者同士。宮崎出身のBさんと、秋田出身のAさんは、ほぼ同時期に2人の子どもを出産し、約6年に渡って密な時間を過ごしてきた。だが、子どもの遊び場と化すのは、いつもAさんの家。そのうちBさんは、Aさんの人柄の良さにつけこんで、徐々に依存するように…。Bさんは、自分に用事ができると、必ずと言っていいほど子どもをAさんに預けた。自分の子どもが熱を出したときも、子どもを自宅で寝かせたまま、Aさんの家でお茶するなど、依存度はますます高くなり、Aさんは次第にBさんをうとましく思うようになった。

やがて子どもが小学校に上がると、社交的で人柄がいいAさんは、交友関係が一気に広がっていったが、Bさんは相変わらずAさんにべったりとすり寄って来る。暗い印象のBさんは、Aさんとは対照的に存在が薄かった。新たな交友関係に胸を躍らせ、多くのママ友とランチするようになったAさんを陰から見つめ、寂しさを抱えていたBさん。「Aちゃんは楽しそうでいいよね」「いつもたくさんの友達に囲まれているから、最近は話しかけにくくて…」と語るBさんだったが、そんな中でも、週に3~4回はAさんの自宅を訪れ、夜まで帰らないこともしばしばだった。

さすがに面倒になったAさんは、居留守を使うこともあったが、それがバレて、「〇時頃行ったんだけど、いなかったよね? でもその後洗濯物入れてるのが見えたから、気づかなかったのかな~と思って…」とメールがきたことも。居留守を使った後、しばらく監視されていたのかと思うと、ぞっとしたと語るAさんだった。
実録!ママ友ストーカー
 
その後、Bさんの過干渉はさらに加速! Aさんの子どもの教育にまで口を出すようになり、「〇〇はわがまますぎるから、もっと叱った方がいいんじゃない?」などと言うようになった。

子どもも少し手を離れ、Bさんの付きまといにも嫌気がさしたAさんは、パートを始めることに。Aさんは、何とかBさんと距離を置こうとするが、Bさんは「会いたくて来ちゃった!」と、ついに職場にまで現れるように。「彼女はものすごくマイペースで、まったく私の都合など考えていないんですよ。家も近所で、子どもたちの学校も同じなので、どう対処すればいいのか…ほとほと参っています」と悩むAさんだった。

●相手に自分が離れていく気配を感じさせないことが重要

対人関係において、数々の事例を観察してきた精神科医の水島氏はこう語る。

「このケースの場合も同様ですが、基本的にストーキングは、“大好きなあの人が、自分から離れていってしまうのではないか?”という不安や刺激によって生まれるものです。相手の行動によって自分が動揺せず、“そんなことあったの?”くらいで済ませておくことが大切。Aさんは、Bさんを無視するわけでもなく、一線を引き、かつ巻き込まれないように自分のなかに確固たるルールを作ることが必要ですね。でも、この様なケースは、悩みがあるようでないみたいなもの。Aさん側の脇の甘さがすべてを誘発してしまったと言えます。今からでも間に合うので、“我が家のルールはこうだから!”とBさんをきちんとしつけること。夜までいようとするなら、情に流されず、“18時に夕飯にすることに決めたから、ごめんね!”とキッパリ言う。職場まで来てしまうなら“上司がうるさいから、私が怒られちゃうの”と言って帰ってもらう。相手との距離にルールを作り、かつ、相手に自分が離れていく気配を感じさせないことが重要なのです」(水島氏)。

ストーキングされてつらいときは、「今日は体調が悪いから…」と理由をつけ、一気に!ではなく、ジリジリと距離を狭めていくことが大切だそう。感情的に走ると事件化することもあるので、注意が必要だ!

(取材・文/バービー)

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