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炭酸や果物で歯が溶ける!酸蝕歯が増加中
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おいしい食事の基本といえば、調味料の「さ・し・す・せ・そ」かもしれませんが、それ以上に大切なのが歯。健康な歯がなければ、食事はおいしくいただけません。しかし最近では、歯が溶けてしまう酸蝕歯(さんしょくし)になる人が増えているそうです。いったい何が原因となっているのでしょうか?

●果物やドリンクなどに含まれる酸で歯が溶ける

酸蝕歯は、日ごろから口にしている炭酸飲料やサラダのドレッシング、果物などに含まれている酸が原因となり、歯を溶かしてしまう口腔疾患です。酸によって歯の表面のエナメル質が溶けてしまい、歯のツヤがなくなったり、穴があいたり、欠けてしまったりする場合も…。また、エナメル質が溶けてしまうと、歯の黄ばみや知覚過敏などになるケースもあるので注意が必要といわれています。

具体的にはどんな食べ物や飲み物に酸が多く含まれているのでしょうか? 飲み物であれば、炭酸飲料やスポーツドリンク、栄養ドリンク、黒酢などの健康ドリンク、サワーやワインのようなアルコール飲料などです。食べ物では、レモンやグレープフルーツ、オレンジ、ドレッシングなど酸っぱいものは酸が多いのだとか。
炭酸飲料と果物
 

●酸蝕歯は水やお茶で予防する

酸蝕歯を予防するには、酸性の飲食物を口にしたら、口内に酸が長時間残らないようにするために、水やお茶を飲んで酸を洗い流すことが効果的。また、スポーツドリンクや炭酸飲料、アルコールなどを時間をかけて飲んでいると、酸が口内に残っている時間が長くなるので気をつけましょう。酸を洗い流すために、歯磨きをすればいいのでは? と思うかもしれませんが、酸性の飲食物を口にした直後の歯磨きは歯の表面を削ってしまう可能性があるのでNG。酸っぱいものを口にしたら30分ほど時間をおいてから歯磨きするといいでしょう。

酸蝕歯を予防するために、炭酸飲料やドレッシングを口にしない。というのは、正直難しい…。前述の予防法などを活用して、歯が溶けにくい口内環境を維持できるようにしてみよう。
(文・奈古善晴/考務店)
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