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誤情報も拡散中!アニサキスに過熱報道指摘も
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芸能人が食中毒になり、ワイドショーなどでも話題となっているアニサキス。この報道の影響で、魚の売れ行きが落ちてしまったという話も…。一方で加熱しすぎてしまったアニサキスの問題に対し、これまでも魚には当然のようにいたアニサキスなんだから、そんなに騒ぎすぎなくても…」といった声も出はじめています。

●刺身や寿司が売れない!

ネット上で一番悲痛な声をあげているのが、魚介や刺身、寿司を販売する側の人たち。報道が過熱してから売上が激減したという声から、売れ残った鮮魚を泣く泣く大量に捨てなければならないという、悲痛な叫びまであがっています。

また、買い物客がアニサキスに対して過敏になりすぎているため、魚の筋や腹骨の一部が表面に見えているだけで、「これってアニサキスなのでは?」と質問されることも多いそうです。これまで当たり前に思っていた物すら、不安になってしまうほどアニサキスに対する恐怖が煽られているようです。
魚
 

●これまでも身近な存在だったアニサキス

アニサキスは鯖や鮭、イカなどによく見かけられる寄生虫。しかし、ほとんどの魚に寄生している可能性があり、これまでも生食用ではない魚の包装をよく見ると、中にアニサキスがいたというのはよくある話でした。そのため、ネット上でも「何を今更」といった声や、魚を食べているなら、アニサキスを食べたことがあるのは当たり前、といった声も数多くあがっています。

●危険な偏った報告と間違った情報

今回の報道を受けネット上ではたまたま店頭で売られている魚にアニサキス、あるいはアニサキスのような物を見かけたということだけで、特定の店舗をネット上で攻撃してしまうケースも。さらに、「よく噛めば大丈夫」、「新鮮な魚ほど危険」といった、不確定な情報が拡散されています。

市場で並んでいる魚にアニサキスがいるかどうかは目利きの職人でもわからないので、たまたまアニサキスがいたからといって、そのお店を攻撃するのはお門違い。業務妨害になる可能性もあります。また、アニサキスは小さいサイズでは歯の隙間にも入り込める大きさなので、一概に噛めば大丈夫とも言い切れません。アニサキスは時間が経過すると内臓から身の部分へと移動するといわれていることから、内臓さえ取り除けば新鮮な魚の方が安全という意見もあります。

これまでも身近な存在でありながら、たまたまネットで影響力のある芸能人が食中毒になったことをきっかけに過熱報道されてしまったアニサキス。確かに、なかに虫がいると考えると、魚を食べることに抵抗が生まれてしまうかもしれませんが、店頭に並んだおいしい魚たちを無駄にしないよう、あまり気にしすぎないのも大事なのかもしれません。
(文・姉崎マリオ)
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